関東地方

宇都宮市

餃子で有名な宇都宮に行ってきた。宇都宮城の歴史について【栃木の旅】

餃子の街、宇都宮。その中心にあった宇都宮城は明治の戊辰戦争による焼失と第二次世界大戦後の都市開発によって遺構は殆ど残っていません。現存建築や遺構が多く残る城跡から比べると若干の見劣りするのは否めませんが、復元土塁の中に設置された『宇都宮城ものしり館』でその歴史をしっかりと伝えていこうとする意志を強く感じました。
宇都宮市

宇都宮の起源。東国を治めた豊城入彦命が祀られる二荒山神社に参拝【栃木の旅】

北関東の歴史を知るうえで外せない宇都宮、二荒山神社の門前町として栄え今に至っています。パワースポットとしても知られているようです。仁徳天皇の時代、下毛野国は豊城入彦命の子孫とされる奈良別によって治められました。奈良別は先祖の偉業を称え豊城入彦命を荒尾崎に祀りました。838年に現在の場所に遷座されたと伝わっています。
古賀市

古河公方の歴史について。殆ど遺構が残っていない古河城へ行く【茨城の旅】

室町時代後期に第5代鎌倉公方・足利成氏が鎌倉から追い出され古河に本拠を移しています。それから古河公方と呼ばれるようになりました。最初は城の南に館を構えそこを拠点とし、後に古河城へ移ったそうです。 この背景には享徳の乱(1455年~1483年)というややこしい合戦があります。
太田市

藪塚温泉神社の『温泉神社と薬師様』と『新田義貞の隠し湯』伝説について【群馬の旅】

案内板には『温泉』と名付けられた神社は群馬県内で藪塚の温泉神社だけしかないと書かれていました。かつては温泉神社ではなく湯権現と呼ばれていたとのこと。某県みたいに温泉県と名乗っていいくらいの温泉が湧き出る群馬県ですから、他にも温泉神社がありそうな気がしますが。それでは、藪塚温泉にまつわる二つの伝説があるのでご紹介します。
港区

日本地図で有名な伊能忠敬の西国測量の基点、高輪大木戸跡へ行ってきた【東京の旅】

港区高輪にある江戸時代の史跡・高輪大木戸跡を見に行きました。大木戸とは簡易関所のことで、高輪大木戸は旧東海道の両側に石垣を設け、江戸の南玄関口として人々の出入りを監視しました。また人が多く集まる場所なので高札場としても活用されています。実測の日本地図を作ったことで有名な伊能忠敬は西日本の測量の際に高輪大木戸を基点にしました。
宇都宮市

富士山が見える!飛山城と築城者の芳賀氏の歴史について【栃木の旅】

飛山城跡は飛山城史跡公園として整備されています。園内には掘立柱建物や竪穴建物、堀や土塁を復元したものがあり当時の雰囲気を少しだけ再現しています。西側には鬼怒川が流れ、空気が澄んだ冬場の早朝や夕方に富士山が見えます。烽家は『のろしをあげる施設』ということ。飛山の名の由来は烽家から来ているのではないかと云われています。
桐生市

赤城山頂駅から行くパワースポット!御神水の湧水地へ【群馬の旅】

赤城山頂駅は1957年に赤城山頂と黒保根町を繋ぐ赤城登山鉄道の赤城山頂側に設置されたケーブルカーの駅です。交通の発展に従って利用者が減少したため、残念ながら1968年に閉鎖されてしまいました。現在の赤城山頂駅はサントリー・ビア・バーベキューホールに改装され飲食、お土産店として運営されています。
高崎市

白衣観音で有名な観音山の高崎百庚申を巡ろう!【群馬の旅】

高崎市の観音山丘陵にある百庚申を巡りました。庚申塔に興味をお持ちは少ないかもしれませんが、掘り下げて調べてみると昔の人々の生活が垣間見れてなかなか楽しいですよ!庚申については下仁田百庚申でまとめましたので、この記事をご覧になる前に一読していただくとわかりやすいかと思います。
渋谷区

勝利のパワースポット!日本を勝利に導いた東郷平八郎が祀られる東郷神社に参拝【東京の旅】

東郷神社は都会の喧騒の中、静かに佇む神聖な場所。ここの雰囲気が大好きでよく訪れたものです。勝利の神様が祀られているということでクソ真面目に仕事をしていたときは『いい結果が出ますように!』と参拝して御守りを買いに来たりもしました。恐らく私の人生で東京に長期間滞在することはもうないと思うので最後の記念に訪問しました。
伊勢崎市

群馬一の低い山?伊勢崎市の八寸権現山に登ってみた【群馬の旅】

伊勢崎市に群馬で一番低い山があると聞き早速向かうことにしました。 その名は八寸権現山(はちすごんげんやま)。住宅街の中にポツンと佇むこの山は赤城山の斜面にある標高91m、直径約200mの流れ山です。 ・流れ山とは 山が崩れて出来た土砂が流れ...
富岡市

リーダーのためのパワースポット!妙義神社に参拝【群馬の旅】

妙義山石門めぐりを終えて近くの妙義神社へ向かいました。妙義神社は人徳や権威を求める経営者、リーダーたちにとってのパワースポットになっております。 参拝して妙義山に登ったら願いが成就すること間違いなし?!ただし妙義山は死者が出るほど難易度が高い山!これも試練?!妙義神社の歴史と風景を見ていきましょう。
前橋市

群馬県民の内紛?!蚊帳の外の桐生市民が『前橋vs高崎』の歴史を振り返る【群馬の旅】

群馬出身の私は常々こう思っていました。高崎市は前橋市と比べて人口が多く、明らかに都会の雰囲気。新幹線通ってるし。何も知らない人が見たら群馬の中心は高崎市と思うはず。さて、それでは高崎市ではなく前橋市が県庁所在地である理由を、前橋城跡とこの問題に所縁のある場所と共に一緒に見ていきましょう。
下仁田町

なんで世界遺産なの?荒船風穴ってどんなとこ?【群馬の旅】

群馬県の『富岡製糸場と絹産業遺産群』が世界文化遺産に登録されました。富岡製糸場は有名ですが、絹産業遺産群の内容についてはあまり知られていないのではないでしょうか?藤岡市の高山社跡、伊勢崎市の田島弥平旧宅、そして荒船風穴。これら3か所も世界文化遺産の一部です。下仁田町にある荒船風穴に行ってきました。
下仁田町

妙義山の石門めぐりコースを登る!ついでに中之嶽神社の黄金大黒様について【群馬の旅】

群馬生まれ、群馬育ちで知らない人はいないであろう『上毛かるた』では紅葉に映える妙義山と謳われています。妙義山の紅葉の素晴らしさを端的に表した良い句だと思います。写真は紅葉に映えてない妙義山ですが。残念ながら私は紅葉期の妙義山を拝んだことがありません。日本一の黄金大黒様。高さ20m、重さ8.5t。
檜原村

後北条氏の檜原城跡と吉祥寺の十三仏巡りについて【東京の旅】

吉祥寺を登ると十三仏巡拝入口が見えてきます。十三佛信仰は古くからある日本独自の民間信仰です。人間は亡くなってから7日ごとに前世での罪を裁かれるそうです。裁判を担当する十三の仏をここでは参拝することが出来ます。十三佛信仰はそれぞれの日を担当する裁判官に故人が無事に成仏できるよう祈る儀式です。