高崎市 洞窟を掘り続けた山田徳三の日本庭園、徳明園へゆく!【群馬の旅】 徳明園は実業家の山田徳蔵が開いた日本庭園です。山田徳蔵は『財産を子孫に残すと碌なことにならない!だから世のために金を使うべきだ。』と考え高崎の繁栄と人々の信仰心を願い徳明園や隣接する洞窟観音を作り上げました。山徳記念館は徳蔵の居住跡につくられました漫画の記念館です。展示室には田河水泡作の『のらくろ』や黄桜の河童で有名な小島功の絵が飾られています。 2021.08.07 高崎市
伊勢崎市 突如現れた大鳥居と数百基の赤鳥居!小泉稲荷神社へ行く【群馬の旅】 小泉稲荷神社の鳥居は3列並びです。数は約200基といわれています。御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)と、大国主(おおくにぬし)。崇神天皇の皇子といわれる豊城入彦命(北関東の祖)が東国征討を行った際、伏見稲荷大明神の分霊を奉祀ししたことから小泉稲荷神社の歴史が始まったと伝わっています。 2021.08.06 伊勢崎市
下関市 パワースポット!川棚のクスの森で逆にパワーを吸い取られる思いをした【山口の旅】 高さ27m、幹回り11.2m。東西58m、南北53mに伸びる枝。重さに耐えきれなかった枝は折れることなく再び地に着き根を張ります。下関市豊浦町川棚にある一本の巨大なクスノキ。空を覆うように生い茂る様がまるで森のように見える!ということで『川棚のクスの森』と名付けられました。 2021.08.01 下関市
伊勢崎市 田島弥平旧宅が世界遺産に選ばれた理由をその歴史から紹介する!【群馬の旅】 私が子供だった頃、近所の畑は桑で埋め尽くされていました。甘酸っぱいどどめ(桑の実)を頬張り登校した記憶が蘇ります。カイコを飼育している友達の家によく遊びに行ったものです。 真っ白でぷにぷにしたカイコはかわいいけどちょっと気持ち悪い。あれだけあった桑畑はもう殆ど無くなってしまいました。 2021.07.28 伊勢崎市
長門市 長門市の絶景スポット!青海島の景色を淡々と載せていく【山口の旅】 何千、何万年のときをかけ抉られた洞門。見たこともない生き物が蠢いていそうで怖い。絶壁にある綺麗な白模様はみさごと呼ばれています。何度も何度もぶっかけられた鳥の糞です。糞も積み重なれば芸術に昇華するということです。自然はいつも私たちに何かを教えてくれます。時には優しく、時には厳しく。 2021.07.25 長門市
中津市 我々はもっと勉強しなければならない。福沢諭吉旧居と福沢記念館へ行く【大分の旅】 併設されている福沢記念館。館内は撮影禁止なので写真はありません。かなり充実しているのでしっかり見ると1時間以上かかります。福沢諭吉の書籍は『学問のすゝめ』しか読んだことがありません。細かい内容は覚えていませんが、取り敢えず勉強しろ!と諭された気分になった記憶が残っています。 2021.07.19 中津市
国東市 墓から生まれた坊主のカリスマ!通幻寂霊禅師とは?【大分の旅】 通幻禅師の生涯を見る前に『子育て幽霊(産女)』という日本の怪談を紹介するのでまずはどうぞ。 とある夜、飴屋が店じまいの準備をしていました。そこに髪を乱した青白い顔の若い女が現れ『飴を下さい…。』といい一文銭を差し出します。飴屋の主人は驚きな... 2021.07.16 国東市
臼杵市 臼杵城下の町並み二王座歴史の道を歩く【大分の旅】 二王座歴史の道は武家屋敷や寺院が立ち並ぶ臼杵の城下町です。名の由来は二王座地区の祇園社(現八坂神社)に仁王門があったからとされています。二王座歴史の道には城下町の風景に溶け込んだ飲食店やお土産屋が並んでいます。臼杵観光に臼杵城と併せておすすめ出来るスポットです。あとちょっと離れているけど国宝・臼杵石仏もいいですね。 2021.07.11 臼杵市
広島市 広島城、毛利輝元の築城から原爆で倒壊するまでを簡単に紹介する【広島の旅】 広島城は冠山を源流とする太田川の三角州に建てられた平城です。名古屋城、岡山城に並び日本三大平城として知られています。築城者は三本の矢で有名な毛利元就の孫、毛利輝元。輝元は豊臣秀吉の大阪城や聚楽第を参考にして広島城を築城しました。1589年に着工、完成は1599年です。広島の名は毛利輝元に名付けられたといわれています。 2021.07.10 広島市
下関市 国宝擁する功山寺と幕末の風雲児・高杉晋作の回天義挙について【山口の旅】 功山寺は1327年に創建された寺院です。現在の宗派は曹洞宗ですが創建当時は臨済宗で金山長福寺と称されました。鎌倉、南北朝時代は後醍醐天皇や足利尊氏など、室町時代は周防大内氏から庇護を受けてきました。毛利元就から攻め込まれた大内義長は1557年に功山寺で自刃しています。その後、寺は一時荒廃します。 2021.07.04 下関市
宇都宮市 餃子で有名な宇都宮に行ってきた。宇都宮城の歴史について【栃木の旅】 餃子の街、宇都宮。その中心にあった宇都宮城は明治の戊辰戦争による焼失と第二次世界大戦後の都市開発によって遺構は殆ど残っていません。現存建築や遺構が多く残る城跡から比べると若干の見劣りするのは否めませんが、復元土塁の中に設置された『宇都宮城ものしり館』でその歴史をしっかりと伝えていこうとする意志を強く感じました。 2021.06.27 宇都宮市
臼杵市 江戸時代、15代に亘って臼杵を治めた稲葉氏と旧稲葉家別邸について【大分の旅】 関ヶ原の合戦以後、明治維新に至るまで臼杵の地は稲葉氏によって治められました。今回訪問したのは『国登録有形文化財 旧稲葉家別邸』です。この屋敷は明治時代に発布された廃藩置県のあと東京へ移り住んだ旧臼杵藩主の稲葉氏が帰郷するために建てた別荘のようなもの。建築年は1902年(明治35)です。 2021.06.26 臼杵市
玖珠町 角牟礼城に登って来たので景色とともに歴史を紹介しようと思う【大分の旅】 今回は角牟礼城跡へ行ってきました。標高577mの角埋山頂上付近に築城された城なので本丸まで登るのに大変苦労しました。でも本丸付近から眺める景色は美しく澄み渡り、空気が美味しく、登って来た疲れを忘れさせるような爽快さを味わえます。さて、角牟礼城の風景とその歴史を見ていくことにしましょう。 2021.06.20 玖珠町
八女市 たまたま通りすがった星野村の石積の棚田を見て思う【福岡の旅】 棚田は急斜面に作られた階段状の田んぼのことをいいます。八女市星野村の広内・上原地区の棚田は約12.6haに137段、425枚の棚田が標高差約230mの急斜面にあります。ここは山間部のため平野が少なく水田面積を確保出来なかったため作られました。起源はわかっていませんが、機械が存在しない時代からあることは間違いありません。 2021.06.19 八女市
宇都宮市 宇都宮の起源。東国を治めた豊城入彦命が祀られる二荒山神社に参拝【栃木の旅】 北関東の歴史を知るうえで外せない宇都宮、二荒山神社の門前町として栄え今に至っています。パワースポットとしても知られているようです。仁徳天皇の時代、下毛野国は豊城入彦命の子孫とされる奈良別によって治められました。奈良別は先祖の偉業を称え豊城入彦命を荒尾崎に祀りました。838年に現在の場所に遷座されたと伝わっています。 2021.06.17 宇都宮市