神秘的で最恐なパワースポットと知られる白鹿権現(ししごんげん)。
この記事には衝撃的な写真が数枚あります。
恐怖系が苦手な方はブラウザバックをしたほうがよいかもしれません。
問題ないよ!という方はお付き合いよろしくお願いいたします。
白鹿権現への行き方
白鹿権現の場所についてネットで下調べしたのですが、詳しい情報があまり出ていませんでした。
まぁ、行ってみたら場所を教えたくない気持ちはわかります。
でも臼杵石仏の観光案内板に白鹿権現はしっかり載っていますし、上の写真のように道標もあるので非公開にしたいわけではなさそうです。
まずは臼杵石仏を目指しましょう。そして案内板で場所を確認してください。
臼杵市に訪問予定があるならおすすめしたいパワースポットなのですが、山道の運転に慣れていない方にとっては辛い道中になります。
目的地に至る道はかなりの悪路&対向車が来たらどうにもならないで私自身運転していて嫌でした。
しかも意外と車の往来があります。
熊野神社の鳥居
ここが白鹿権現&熊野神社入口です。
どうにか車を一台(大きい車は無理)停められるスペースがあるので駐車して出撃!
熊野神社
熊野神社はこんな感じです。
なんか神社っぽくないですね。
後ろの本社はえぐれた岩の内にあって独特な雰囲気を醸し出しています。
入口の鳥居の先が分岐になっていて左が熊野神社、右が白鹿権現へ向かう道になっています。
白鹿権現の難所
はい、鎖場です。
10m程の崖を登って行きます。
はい、また鎖場です。
更に10m程の崖を登って行きます。
はい、またまた鎖場です。
更に更に10m程の崖を登って行きます。
崖と言っても90°というわけではありません。
でも注意は必要!滑らない靴と滑り止め付きの軍手があると楽になりますので装備していきましょう。
なお、落ちたら大怪我もしくは最悪死にますので体力と腕力に自信がない方はあきらめましょう。
白鹿権現
鎖場を進んでしばらく歩くと到着!
洞窟の中に祠がありました。
ちょっと引いて写真を撮ってみましょう!
うぉ?!なんだこれは???
アップにしてみます。
うぁ…。
全部イノシシの頭蓋骨なんです。
これは狩猟儀礼の一種で仕留めた動物を白鹿権現へ奉納することによって豊猟を祈願し、神や自然に対して感謝の気持ちを表しています。
白鹿権現の由来
平安時代の後期に地元の猟師が毛並みの良い鹿を山中で発見しました。そして猟師は捕獲すべくと西神野まで必死に追い詰めました。しかしさっきまでいた鹿がいなくなってしまったではないか。
すると岩場から光が出て「私は国を保護する熊野の神だ。信仰しなさい」と仰るわけです。猟師は恐れ戦き神の指示に従いここに祀りましたとさ。
平安時代初期にあった天台宗、慈覚大師の白鹿伝説と似たような話ですね!また鹿は神の使いとしても有名なのでこういう話が出来上がるのでしょう。
神の使いの由縁を知りたい方は日本神話の武甕槌命と天迦久神の関係をググってみてください!
終わりに
いやぁ。凄まじい所に来てしまったものです。
でも何故か頭蓋骨に囲まれていながらも怖いという感情は一切湧きませんでした。
むしろ無宗教な私を敬虔な気持ちにさせた不思議な場所です。
柄にも合わず長々と手を合わせ「新たな生活がうまくいきますように!」と祈願してしまうほどでした。
おしまい。