枯れてしまった稲荷木の一本松と延命地蔵について【千葉の旅】

稲荷木の一本松

稲荷木の一本松。

稲荷木は千葉県市川市にある地名で『とうかぎ』と読みます。

『稲を干す木』が由来だそうです。

 

稲荷木の一本松

伝えによると、慶長年間(一五九六~一六一五)伊奈備前守忠次が徳川家康の命によって、上総道の改修にあたったさい、新たに八幡と行徳を結ぶ八幡新道をつくって、その分岐点に松を植えたのが、この『一本松』の由来ということです。

現地案内板より

いちのまる
いちのまる

伊奈忠次は治水、土木、農業の達人。

埼玉県の伊奈町は彼に関する地名です。

 

終わりに

稲荷木の一本松

稲荷木の一本松は排気ガスの影響で枯れ、1973年(昭和48)に伐採されてしまいました。

一本松の隣に延命地蔵が安置されています。

この地蔵尊は享保十二年(一七二七年)先祖椎名茂右衞門が千葉街道(国道十四号)と行徳街道の交わる八幡の四ツ角に道標としてまた通行の安全と辻斬り追い剝ぎ等の災難にあわれた人達の供養のため建立したものだという。

延命地蔵之由来より

本八幡駅周辺の開発によって当地に移転してきたそうです。

おしまい!

タイトルとURLをコピーしました