武田神社は武田信玄ゆかりの地。
ここは戦国時代に活躍した武田氏の居館・躑躅ヶ崎館の跡地に建立された神社です。
御祭神はもちろん武田信玄。
勝負強さや勝運の御利益があるパワースポットとして多くの祈願者が参拝します。
それでは武田神社の風景を見ていきましょう。
武田神社へのアクセス
アクセス方法は電車ならJR甲府駅まで行き北口のバス停から武田神社行へ乗ればok。
自動車は甲府昭和インターチェンジで降りて30分くらいで着きます。
甲府駅方面に行ってしまうとややこしいので高速道路を降りて左折し県道5号(アルプス通り)→総合グランド入口交差点を右折→山手通り直進→武田交差点左折がわかりやすいと思います。
武田神社の境内の様子
負けられない戦いがあるならここで祈りましょう!
姫の井戸
信玄の娘が生まれたときに産湯として使ったという謂れがあります。
飲むと長生きできたり病気が無くなるといった御利益があるそうです。
武田水琴窟
竹に耳をあてると琴の音が聞こえると書かれていましたが、聞き取れませんでした!
信玄公御使用井戸
武田信玄が使用していたであろう館中心部に掘られている井戸。
躑躅ヶ崎館の遺構
拝殿付近にはたくさんの参拝客がいますが、少し離れると殆ど人がいなくなります。
ここは躑躅ヶ崎館の西曲輪北側にあった枡形虎口門。
敵を引き寄せて狙い撃ちするための施設です。
大手門跡です。
信玄の代はここに三日月堀という半円の堀がありました。
武田氏が滅んだ後に三日月堀を埋め立て、代わりに石塁を積み守りを固めました。
宝物殿の孫子の旗
境内には宝物殿があり入館料300円で入れます。
宝物殿の中には武田氏ゆかりの展示物が多く飾ってあります。その中でも特に目を引いたのが孫氏の旗でした。(中での撮影は禁止されていたので写真がありません。)
故其疾如風、其徐如林、侵掠如火、不動如山、(難知如陰、動如雷震、掠郷分衆、廓地分利、懸權而動。)
故にその疾きこと風の如く、その徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如く、(知りがたきこと陰の如く、動くこと雷震の如く、郷を掠めて衆を分かち、地を廓めて利を分かち、権を懸けて動く。)
これは中国春秋時代の兵法家・孫武の書「孫氏」の軍争篇軍の一部です。
武田信玄は『風林火山』の旗を掲げ戦場を駆け回ったと云います。
当時は『風林火山』とは呼ばず単に孫子の旗もしくは孫子四如と呼んでいたそうです。
終わりに
宝物殿の前にあったキティ像。
何故、キティちゃんが武田神社にあるのか?
どうやらサンリオの創始者である辻信太郎が甲府市出身だからという理由のようです。
サンリオの由来は『山梨→サンリ』+『語呂的にオ付けた』とのこと。
どうせならキティに赤い兜でも被せておけば武田っぽくてよかったのに。と思った次第であります。
おしまい!