史跡名勝天然記念物に指定されている大村横穴群。
人吉駅のすぐ裏の崖面にあります。
古墳時代後期(6世紀~7世紀)に掘られた墳墓だとされています。
全部で27基が確認され横穴の外面には様々な裝飾模様が施されています。
装飾の意味は様々な考察がなされていますが、権力の誇示や悪霊から守るためではないかと考察されているようです。
どういう訳か熊本県には装飾が施された古墳が多く存在しているとのこと。
終わりに
先年鐡道工事の際発見せる蕨手の鐵刀一個及椀形土器一個あり、其の發見場所を明にせざるも、兎に角此の横穴に關係あるものなるを推測するを得
熊本県史蹟名勝天然紀念物調査報告 第4冊 41頁
昭和初期に発行された資料に大村横穴群にあったものだと思われる遺物について記載がありました。
真偽の程は定かでありませんが、記載しておきます。
おしまい!