今回は東京都港区白金台の覚林寺についてです。
覚林寺は可観院日延(かかんいんにちえん)が1631年(寛永8)に開いた日蓮宗寺院で、別名を清正公(せいしょうこう)といいます。
覚林寺へのアクセス
国道1号線に清正公前の信号があります。そのすぐ近くです。
東京メトロの白金高輪駅から歩いても行けます。およそ10分くらいでしょうか。
清正公覚林寺について
清正公の由来。
豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、加藤清正は捕えた王族の子供を日本へ連れ帰り大切に育てました。
その子供は成長すると出家し隠退後に覚林寺を創設し、寺に育ててくれた加藤清正の像を祀りました。
その捕えられた朝鮮の子供が後の可観院日延というわけです。
美談っぽい話ですが、普通に拉致ですね。
覚林寺土蔵造りの本殿。
土蔵造りの本殿なんてあるんですね!
他にも有名な所あるのかな?
覚林寺山門。
寺院内最古の建築物だそうです。建築年月はわかりません。
稲荷堂。
このヒビが凛々しさを倍増させています。
かっこいいからお賽銭しました。
毘沙門堂。
百度石。
百度参りの目印です。
『寺や神社の入口から本堂へ行き参拝→入口に戻る』を百回繰り返して祈願する方法。
百度参りは他人に見られてはいけないそうです。
おしまい!