秩父市にある猪狩神社。
太古のむかし、東征の道中に訪れた日本武尊が当地でイノシシやシカを狩った後、山上に登りイザナギとイザナミを勧請して小さな祠を建てられた。
後世になって日本武尊も合祠して猪狩神社と呼ばれるようになったそうです。
明神ノ眷屬トテ犬アリ此犬ヲ乞ヒ借リ狐ツキ或ハ猪鹿ノ防ヲナスニ應驗アリトテ此隣ノ村郷祈誓シテ參詣スルモノ多シ
新編武蔵風土記稿 秩父郡巻十八 猪狩嶽より
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いちのまる
お犬様と呼ばれるお札を奉納金と引き換えに受け取り、翌年新しいお札と交換するといった感じの祈願方法だったみたいです。
終わりに
参道には珍しい狼の狛犬が安置されています。
ここから更に登った場所に奥の院があるようです。また秩父に行くことがあれば登ってみようかしら。
おしまい!