羽村市動物公園の動物たちを淡々と紹介する【東京の旅】

生まれて初めて一人動物園に行って参りました。

まわりは主に子連れ夫婦とカップル、老夫婦…。

おっさんは冷たい視線を感じつつ動物達を激写する。

 

羽村市動物公園へのアクセス

中央自動車道の八王子IC及び甲州街道から国道16号線に入り北にしばらく進みます。

新羽村街道の信号を左折。羽村動物公園東を右折すると到着します。

駐車場は動物公園と富士見斎場の間の道に入った先にあります。

 

羽村市動物公園について

羽村市動物公園

Welcome!

羽村市動物公園は市営の動物園。

開園時間は3月~10月までは午前9時~午後4時30分(入園は午後4時まで)

11月~2月まで午前9時~午後4時(入園は午後3時30分まで)

料金は大人300円、4歳~15歳まで50円、4歳以下は無料と良心的な価格だと思います。
※時間や料金は変わることがあるので公式ホームページ羽村市動物公園にてご確認願います。

では淡々と園内の動物を紹介していきます。それでは参りましょう!

 

コンゴウインコ

羽村市動物公園

 

羽村市動物公園ベニコンゴウインコ。

 

羽村市動物公園ミドリコンゴウインコ。オウム目、インコ科最大の鳥。

南米北部、中米の熱帯雨林に生息しています。一夫一妻制で生涯を共にします。人間に飼われた独身は飼い主との関係を一番に考えるかわいい子。しかし関係がうまくいかないと精神的に衰弱し調子がおかしくなるそうです。残念ながら多くのコンゴウインコが森林伐採や密輸などによって絶滅に瀕しています。

 

サーバル

羽村市動物公園サハラ砂漠以南に生息する食肉目、ネコ科の動物。

大きい猫って感じ。もの凄くジャンプ(2mくらい)して鳥を捕獲することがあります。訓練次第では人間に懐きペットとして飼う人も。日本でも都道府県知事の許可を得れば飼育できます。ただ色々とお金がかかります。

 

シベリアオオヤマネコ

羽村市動物公園食肉目、ネコ科。ヨーロッパからシベリアの森林ややぶ地に単独で生息。

やる気なし!夜行性だからしょうがないね。猫界のアサシン。食べ残しや足跡を見つけても本種はなかなか見つからない。大型の獲物を狩るときはこっそり忍び寄り強襲します。

 

ムツオビアルマジロ

羽村市動物公園ブラジルやアルゼンチンに生息するアルマジロ。

夜行性が多いアルマジロですがこの種は昼行性、そして丸くなれない。やたら走り回っていました。その姿は愛くるしいです。

 

シロテテナガザル

羽村市動物公園ビルマ、タイ、マレー半島出身。霊長目、テナガザル科。

樹上で生活し基本地上に降りる事はありません。森林伐採の影響、食肉やペットとして捕えられ数が減っています。

 

ワオキツネザル

羽村市動物公園マダガスカル島に生息。

群れで行動します。階級がしっかりありオスよりメスが偉い。オスは3年くらいの周期で別の群れに引っ越しします。

 

シマハイエナ

羽村市動物公園食肉目、ハイエナ科。インド、中近東、北~東アフリカに分布。

気持ちよさそうに寝ています。雑食で死肉、昆虫、草や果実を食べます。人間と一緒だね!
昼間は岩穴で眠り、夜動き出します。

 

インドタテガミヤマアラシ

羽村市動物公園げっ歯目、ヤマアラシ科。インドやスリランカに生息。

旧世界ヤマアラシと新世界ヤマアラシがいるそうです。ワインみたい! 旧世界はユーラシア、アフリカ。新世界は南北アメリカ。こいつは旧世界です。

 

コモンリスザル

羽村市動物公園霊長目、オマキザル科。 南アメリカやアマゾンに生息しています。

群れを作って行動しますがそこまで縄張り意識が強くない。豊穣な土地ではいくつかの群れが集まって仲良くしています。有名なお猿さんですね。

 

ホンドテン

羽村市動物公園食肉目、イタチ科。本州、四国、九州の森林に生息する絶滅危惧種。

かわいい顔して恐ろしい声で鳴きます。

 

フサオマキザル

羽村市動物公園霊長目、オマキザル科。

ネズミの尻尾をつかんで自分では取れない餌を取ったり、石で木の実を割ったりともの凄く賢いらしいです。ただこの時はひたすらに叫び暴れていたため、その片鱗を見ることは叶いませんでした。

 

マントヒヒ

羽村市動物公園霊長目、オナガザル科。アフリカ北東部やアラビア半島出身。

しばらく見ていましたが…。でかくて怖いです。そして陰部丸出しでした!

 

キリン

羽村市動物公園偶蹄目キリン科、キリン属に分類される偶蹄類。

つぶらな瞳で強烈な後ろ蹴りをかます動物。アフリカ中部より南のサバンナに住んでいます。ペットとしても飼えるらしいです。もの凄く大変だそうです。ですよね~。

 

シマウマ

羽村市動物公園哺乳綱ウマ目ウマ科ウマ属。うまうまうま。

近くで見て初めて気づきましたが、意外と短足ですね。調べるとロバと近縁の関係にあるそうです。白黒の模様は狩られないためのカモフラージュ。人間からしたら「目立ちすぎだろ?!」ってなりますが他の動物達は草むらと同じ色に見えるのです。

 

ボスビアリスザル

羽村市動物公園霊長目オマキザル科。

ボリビアやブラジル、ペルーに生息するお猿さん。銀杏みたいなの加えて愛らしいですね。人懐っこいみたいで近づくと寄ってきます。

 

エミュー

羽村市動物公園ヒクイドリ目エミュー科。

オーストラリアに生息する人懐っこい鳥。オスが卵を温めます。しかも2ヶ月くらい飲まず食わずで…。卵は食べると美味しいらしいよ!

 

トナカイ

羽村市動物公園哺乳綱鯨偶蹄目シカ科トナカイ属。

ほにゅうもうぐうてもく…。パッと見読めませんね。トナカイと言えばサンタクロースですが、何故トナカイなのか?それは時速80kmの猛スピードで走ってくれるから!知らないけど。

 

シロオリックス

羽村市動物公園哺乳綱偶蹄目ウシ科オリックス属。

アフリカのサハラ南部、モーリタニア~紅海沿岸に生息。長く緩いカーブを描く角が凛々しい。

 

ラマ

羽村市動物公園哺乳類ウシ目ラクダ科。

ラクダ系は怖い。なんでこんなムカつく顔してるんだろ。何か悪いこと企んでる顔ですね。でも実際には大人しく人間に懐きやすいそうです。実はいいやつ!

 

ポニー

羽村市動物公園ポニーは肩までの高さが147cm以下の馬の総称です。

この娘の名前はイクラちゃん。「とてもくいしんぼうさん。なでられるのがだいすきです。ちかくにきたらさわってね。」 1982年4月1日生まれです。先輩に恐れ多いです…。

 

ミゼットホース

羽村市動物公園せまい炭鉱で荷物の運搬していただくために交配で生まれた小さな馬。

ミニホースとかミニチュアホースとかの別名もあります。男の子で名前はチビ。「からだは、ちいさくてもとてもパワフルなおとこのこ。とってもくいしんぼうです。」1992年4月5日生まれ。もう結構いい歳ね。

 

ロバ

羽村市動物公園哺乳綱奇蹄目ウマ科ウマ属ロバ亜属。

なんで後姿を撮影したのかなのか?当時の私を小一時間問い詰めてやりたい気分です。様々な環境に対応するロバですが何故か日本にあまりいない。大きさ的にも日本人に合っていると思うのだけど謎です。

名前はアヤメ。女の子です。「たべるのがだいすきで、とてもあまえんぼうさんです。おなかおおきいけど、あかちゃんはいません。」1988年6月21日生まれ。二十代後半の女子。

 

ヒツジ

羽村市動物公園哺乳綱ウシ目ウシ科ヤギ亜科。

サフォークという種類。食用で有名ですね。私は癖の少ないラムより味がしっかりしているマトンのほうが好きです。ヒツジといえばチーズも美味しいですね。昔はよく食べたものです。

 

ミニブタ

羽村市動物公園ベトナムに生息していた小型の豚をヨーロッパで改良した豚の一種。

ペットとして飼われることが多いです。にしてもこれはミニなのか?

 

フンボルトペンギン

羽村市動物公園フンボルトペンギン属に属するペンギン。

南アメリカの西側(太平洋側)に生息しています。比較的暖かい所に住むペンギンなので、他のペンギンに比べると飼育しやすいこともあり動物園でよく見かけます。名前の由来はフンボルト海流地帯に生息していることから。フンボルト海流はドイツ人の博物学者、探検家のアレクサンダー・フォン・フンボルトから。

 

アメリカビーバー

羽村市動物公園齧歯目ビーバー科。

日本語では海狸。川にダムを作るので有名ですね。ビーバーは北アメリカ及びヨーロッパに生息しています。こちらは前者。

 

ニホンザル

羽村市動物公園哺乳綱サル目オナガザル科マカク属。

山奥へ旅に出かけるとたまに出くわす方々。野生の猿は凶暴でおっかないですが動物園の猿はのほほんとしていてかわいいですね。

 

イノシシ

羽村市動物公園鯨偶蹄目イノシシ科。

猿山の下にいました。

山で一回遭遇した時はかなり焦りました。逃げてくれたので助かりましたがもし攻撃されたとしたら…。イノシシは怖いですけどウリ坊はかわいいですよね。

 

ワライカワセミ

羽村市動物公園ブッポウソウ目カワセミ科。

オーストラリアやタスマニア島に生息しています。人間の笑い声(低音)で鳴くのでこの名前がつきました。猿の鳴き声と言った方がわかりやすいかもしれないです。姿は凛々しくてほれぼれしますが、鳴き声が…。

 

アオバズク

羽村市動物公園鳥綱フクロウ目フクロウ科アオバズク属。主にアジアに分布しています。

こっち見んな!私の中でフクロウは好きな動物TOP5に入ります。あとはヘビとかカエルとか。

 

カラフトフクロウ

羽村市動物公園鳥綱フクロウ目フクロウ科。

北アメリカ北部やユーラシア大陸北部の寒い所に住んでいます。眼が小さく中心に寄っている系のフクロウはあまりタイプじゃないかも。もこもこしててかわいいんですけどね。

 

ワシミミズク

羽村市動物公園鳥網フクロウ目フクロウ科。ユーラシア大陸出身のイケメン!!!

ほんとにかっこいいよ!ワシミミズク。ただ一度もこちらを向いてくれませんでした…。

 

コンドル

羽村市動物公園鳥網タカ目コンドル科。南アメリカ大陸アンデス山脈に生息しています。

いかついね。スロットのクランキーコンドルのイメージしかありません。

 

インドクジャク

羽村市動物公園鳥綱キジ目キジ科クジャク属。インドやパキスタンに分布しています。

上品で色っぽい鳥類のファッションスターです。子供の頃は飾羽を開いた時の眼のような模様が怖くてしょうがなかった記憶があります。

 

タンチョウ

羽村市動物公園鳥網ツル目ツル科ツル属。

学名の「Grus japonensis」は日本産のツルという意味で古来から日本で愛されている鳥。なんか品がありますね。見慣れてるから何とも思いませんが不思議な色合いですよね。

 

ヤクシカ

羽村市動物公園偶蹄目シカ科。日本の鹿児島県屋久島と口永良部島に生息する鹿。

胴体は大きいが足が短い。落ち葉や果実を食するが、農作物を荒らすこともあります。ヤクシカって食べられるのかな?

 

レッサーパンダ

羽村市動物公園食肉目レッサーパンダ科レッサーパンダ属。インド、中華人民共和国、ネパールなどに分布しています。

スカンクやイタチの近種で白黒のパンダとはあまり関係がないそうです。中国ではジャイアントパンダを大熊猫、レッサーパンダを小熊猫と呼ぶそうです。かわいい顔して危険な動物の代表!

 

ロードアイランドレッド

羽村市動物公園アメリカのロードアイランド州の在来種と褐色レグホーンを交配して作られた卵肉兼用種。

産卵性がよく褐色の卵を産みます。身体が強いので育てやすいそうです。地鶏を作る際に交配品種としてよく使われます。

 

白色レグホーン

羽村市動物公園イタリア原産のニワトリをアメリカで改良。

ニワトリと言われればまず思い浮かぶスタンダードなタイプ。スーパーで並んでいる白色の卵は殆ど白レグのものだと思います。

 

烏骨鶏(ウコッケイ)

羽村市動物公園中国が原産ではないかといわれています。日本では昭和18年に天然記念物指定されています。

通常のニワトリは年間300個近く卵を産みますが、烏骨鶏は年間50個程しか産まないので数が少ない希少種。皮、骨、肉、内臓の色が暗紫色とダークな感じ。

 

比内鶏(ヒナイドリ)

羽村市動物公園秋田県北部の比内地方で古くから飼育されているニワトリ。日本の天然記念物です。

比内鶏は成長が遅く耐病性が低く繁殖しにくいため飼育数が減り絶滅寸前までになったそうです。

 

河内奴鶏(カワチヤッコ)

羽村市動物公園「かわちやっこどり」と読みます。原産地は三重県。昭和18年に天然記念物指定されています。

名前の由来は「闘鶏の盛んな河内(大阪)からきた元気な奴」だそうです。※動物園の看板を参照。

 

鶉矮鶏(ウズラチャボ)

羽村市動物公園原産地は高知県。昭和12年に天然記念物に指定されています。

まるっこくてかわいいですね。尾骨が無いため後ろに羽がありません。名前の「うずらちゃぼ」も尾っぽがない姿が鶉に似ているから。

 

黒柏鶏(クロカシワドリ)

羽村市動物公園「くろかしわどり」と読みます。昭和26年天然記念物に指定。

ニワトリのことを昔「かしわ」と呼んでいました。まがまがしさすら感じる黒さです。近縁に赤柏、白柏(絶滅?)がいます。

 

小国鶏(しょうこくどり)

羽村市動物公園「しょうこくどり」です。昭和16年に天然記念物指定。

中国の昌国から伝来したことから命名。調べてみましたが昌国っていくつかあってどの昌国なのかはわかりませんでした。とてもかっこいいニワトリですね!

 

蜀丸鶏(トウマル)

羽村市動物公園中国の蜀から伝来してきたといわれる「トウマル」。昭和14年天然記念物に指定。新潟県が原産地です。

とても良い声で鳴くことから三大長鳴鶏に選ばれています。

※三大長鳴鶏 ・声良鶏(秋田県) ・東天紅(高知県) ・蜀丸(新潟県)

 

矮鶏(チャボ)

羽村市動物公園「チャボ」はニワトリの中でも小型で脚の短い種類。

その可愛らしい姿で古くからペットとして人気があります。昭和16年に天然記念物に指定。 原産はベトナムのチャンパといわれています。「矮」は小さい姿を表すときに使う漢字です。

 

土佐の尾長鶏(オナガドリ)

羽村市動物公園「おながどり」です。

オスは尾っぽがとても長く品のある姿をしています。メスは一般的な鶏の姿をしていますがこの写真では凛とした顔だちをしていますね。大正12年に天然記念物に指定され、世界的に又は国家的に価値が特に高い位置づけの特別天然記念物にも選ばれています。

高知県原産のニワトリで江戸時代に交配によって造り出されたと伝わっています。土佐藩山内家が参勤交代を行う際に槍飾りに長い鳥の尾っぽを使用されました。

 

薩摩鶏(サツマドリ)

羽村市動物公園鹿児島県原産の「さつまどり」。昭和18年に天然記念物に指定。

島津家薩摩藩がタイから入手したニワトリと日本の小型種を掛け合わせて造ったもの。体格が大きく気性が荒い闘鶏に向いています。現在でも脚に刃物を装着して戦わせている国があるようです。

 

ヒト

羽村市動物公園霊長目ヒト科ヒト属ヒト。

地球各地に分布する。住みやすい所を見つけ生息し破壊の限りを尽くす恐ろしい生物。増えすぎてしまったことによりみんな困っている。よく人間同士で殺し合いをするが、もしかしたら「何か」がそのように仕向けているのかもしれない。

週間ストーリーランドという意味深なアニメ番組で「世界の願いが一つだけ叶うなら」どうなる的な物語がありました。結果は人類滅亡…。人間以外の生物が人類滅亡を願ったんだって!子供ながらビビった記憶があります。

おしまい。

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