『関東一長い鍾乳洞、不二洞!』
関東地方、いや群馬県民でも御存知でない方が多いのではないでしょうか?
私も通りすがるまで知りませんでした。
不二洞は群馬最南端の上野村にはあります。
上野村の特徴はひたすらに溢れる自然!
キャンプ場や宿泊施設があるので登山や釣り、川遊びなど泊りがけで楽しむことが出来ます。
その流れで不二洞に訪れる方も多くいらっしゃるかと思います。
場所はgoogle mapの通り。
高崎市から大体1時間30分ほどで到着します。ちなみに東京からは2時間30分くらいです。
それでは、不二洞の様子を見てみましょう!
不二洞について
入口から不気味なトンネルを通って鍾乳洞に入ります。
そして螺旋階段を進み更に奥へ。
高所恐怖症の方はちょっと苦行かもしれません。
不二洞の歴史
不二洞は約1200年前に猿が集まっているところを地元の住民が発見しました。
そこを調べてみると小さな穴が発見されました。
猿が集まっていたことから穴は『猿の穴』または『庚申の穴』と名付けられました。
そこから探検が繰り返され、約400年前に安宗という僧侶が洞窟探索を成功させたといわれています。
山の名前にちなんで『大福寿穴』と名付けられ洞窟は修行の場として拓かれていくことになります。
不二洞の名が定着したのは約200年前のことだといわれています。近隣集落で疫病が発生したとき悦巌という僧侶が沢山の石にお経を書き込み洞窟に収め祈願、これを鎮めました。
『もう二度とこのようなことがおこりませんように。』という願いから大福寿穴改め不二洞と名付けられたそうです。
不二洞の総延長は約2.2kmとされています。
しかしまぁ、昔の人々はよくもこんなところに入っていったものだ。と感心します。
探検中に落石などで亡くなってしまった方も多くいたことでしょう。
終わりに
不二洞は鍾乳洞なのですが鍾乳石が少ないように感じました。
鍾乳洞というよりだだっ広い洞窟なイメージです。
この日は他の観光客がいなく孤独な洞窟探索でした。
正直な話、ちょっと怖かったです…。
おしまい!