耶馬渓しのぐ吾妻渓and八ッ場ダム建設現場and日本一短かった樽沢トンネルへ!【群馬の旅】

吾妻渓谷

群馬県有数の奇勝地、吾妻渓谷。

今回、たまたま吾妻渓谷を通る機会があったので散策してきました。

近くにある八ッ場ダム建設現場と日本一短かった鉄道トンネルの樽沢トンネルもついでに見てきたので紹介します。

それでは参りましょう!

当記事の画像は2015年に訪問した際に撮影したものです。
2020年に八ッ場ダムが完成したため風景が大きく変わっている可能性があります。

吾妻渓谷へのアクセス

吾妻渓谷

関越自動車道の渋川伊香保ICを下り渋川、伊香保方面へ向かいます。

白井上宿の信号を左折し国道353号線へ。

しばらく進むと国道が二手に分かれているので左折、道なりに進むと吾妻渓谷入口の信号がありますのでそこを左折したら到着します。

八ッ場ダム建設過程で交通状況が変わるかもしれませんので事前に調べていった方がいいです。

 

耶馬溪しのぐ吾妻峡

吾妻渓谷

群馬では超有名な上毛かるたで吾妻渓谷は『耶馬溪しのぐ吾妻峡』と謳われています。

耶馬渓とは大分県にある景勝地で日本三大奇勝の一つです。

ちなみに日本三大奇勝は耶馬渓(大分)、妙義(群馬)、寒霞渓(香川)です。

どれも難しい字ですね。読み方は『やばけい』『みょうぎさん』『かんかけい』。

いちのまる
いちのまる

『しのぐ』と言い切ってしまっていいものか?と思いますが、少しくらい強気のほうがいいかもしれないですね。
実際、耶馬渓に行きましたが、規模は間違いなく耶馬渓が上です。
景色は人それぞれという事で。

 

吾妻渓谷

吾妻渓谷の遊歩道を歩きます。

上り下りが多く、また沢を渡る箇所が滑りやすいため少々危険な遊歩道になっています。

渓谷沿いなので落ちたら最悪死ぬかもしれません。

 

八ッ場ダム建設現場

吾妻渓谷

遊歩道を突き進むと見える八ッ場ダム建設現場(2015年現在)。

読み方は『やんば』と読みます。

ダム計画の発表はなんと1952年(昭和27)。

ここまで建設が遅れた理由は、技術的な問題と水没予定地の住民による反対です。

1952年(昭和27)、当時では強酸性の河川に対しての対策が打てませんでした。

長い年月を掛け住民の説得に成功し、技術も獲得出来たため建設が再開されました。

 

日本一短かった鉄道トンネル 樽沢トンネル

吾妻渓谷

全長7.2mの樽沢トンネル。

何故日本一短かったと過去形なのか。それは八ッ場ダム建設のため先の駅と線路が水没するため列車が通っていないからです。

このトンネルは遺構として破壊せず残して欲しいです。

因みに現在の日本一短い鉄道トンネルはJR西日本の呉線(広島)にある全長8.7mの川尻トンネルです。

 

終わりに

吾妻渓谷

思っていたより観賞スポット少なかったです。

まぁ、深い谷なので危険性を考えると止む終えないのでしょう。

八ッ場ダムが完成したら吾妻渓谷はどうなってしまうのでしょうか?

水量がなくなってショボくならないことを祈るばかりです。

おしまい!

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