『群馬県って何があるの?』と問われたら私は、
草津温泉!
群馬県には他にも様々な見どころはありますが、この答えが一番手っ取り早く群馬のことを伝えられます。
群馬が何処にあるかわかっていない人でも草津温泉の名前は皆知っているので会話が繋がり易いのです。
今回はその草津温泉についてです。主に温泉の情報と歴史を書いていきます。
それでは参りましょう!
草津温泉へのアクセス
どの方面から来るかによって下りるICが変わってきます。
関越自動車道の渋川伊香保ICを下りて国道17号へ。白井上宿の信号を左折して国道353号に入ります。松見橋を斜め左に行き長岡の信号を直進、国道145号に。道なりに進み新須川橋の信号を右折。国道292号線をひたすら走ると到着します。
上越自動車道の上田菅平ICを下り左折、国道144号線に入ります。しばらく道なりに進み三原大橋の信号を左折し県道59号へ。突き当りまで行き右折し国道292号を進むと着きます。
両方とも青看板や案内板があるので迷うことは少ないと思いますが、峠道が多いので少々運転しにくいかもしれません。
駐車場は湯Love草津の情報を見るとわかりやすいです。
草津温泉ついて
草津温泉は白根山の火山活動により誕生した温泉で、6つの主力源泉から一分間に約30000ℓの温泉が湧き出ています。
お湯の特徴は硫黄臭が特徴的(全部がそうではない)でph2前後の強酸性です。
酸が強く殺菌効果があるため皮膚病によく効くとされています。
その他効能は↓
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節の強張り、打ち身、挫き、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病、動脈硬化症、切り傷、火傷、虚弱児童、慢性婦人病、糖尿病・高血圧症などといわれています。
湯Love草津 泉質、効能、正しい入浴法から引用
だそうです。
草津温泉の歴史
草津の名の由来には2つの説があります。
2.大般若経の『南方有名是草津湯』の一説から。これは俗説らしい。
開湯の時期は不明ですが、戦国時代には全国的に有名な湯治場として知られていたようです。
戦国時代に草津を治めたのは湯本氏です。
湯本氏は甲斐武田氏の傘下にあった真田氏に仕えました。
初代沼田藩主の真田信之はよく草津温泉に通っていたそうです。
その後、沼田藩4代目の真田信利(信之の孫)が悪政を行ったことで改易になり草津は幕府の直轄地に。
明治時代には日本の医学界に貢献したエルヴィン・フォン・ベルツが、
『草津は高原の保養地として最も適地である。草津には優れた温泉のほか、日本でも最上の山と空気と全く理想的な飲料水がある。こんな土地がもしヨーロッパにあったらどんなににぎわうだろう。』
湯Love草津 縁のある人物より引用
と温泉を称え世界に紹介したそうです。
湯畑の石柵には草津に訪れた歴史上の有名人の名が刻まれています。
あの人が…。この人が…。なんて思いを馳せながら湯畑の周辺を散歩するのも草津温泉ならではの楽しみです。
終わりに
草津温泉には幾つかの無料温泉が点在しています。
私が草津に訪問した時に必ず訪れる温泉は↑の写真の千代の湯です。
ここは地元の方が地元のために管理している温泉。もちろん鍵付きロッカーはありません。
来客者のマナーが悪いと外部からの入浴を禁止される可能性があります。
無料温泉を利用するならしっかりとマナーを守りましょう!
群馬…否、世界に誇る草津温泉!群馬県より有名な草津温泉へ是非!
おしまい!