富が来る。
大分県国東市にある『すこぶる縁起の良い地名・富来(とみく)』。
自治体はこれに便乗して富来港から文殊仙寺までの約10kmを開運ロードとみくじと名付け観光振興を行っています。いや、パンフレットを見るに宝くじの販売促進を狙っているといった方が正しいかもしれない。
今回は開運ロードとみくじにある八坂社(富来神社)についてです。
ここは国東半島のパワースポットとして人気があります。特にお金に関して御利益があるとのことなので宝くじでも買って参拝してみてはいかがでしょうか。
それでは参ります!
富来神社へのアクセス
大分空港から国道213号線を国東市街地方面へ進み市役所を越えます。
しばらく進むと富来浦の信号があるので左折。
直進して5分くらい進んだ右側に富来神社があります。
富来神社について
表はこんな感じです。
まぁ、見た目は普通の神社ですね。
959年(天徳3)、鎌田政弘なる人物が兵庫県の廣峰神社に参籠し牛頭天王の神託を賜ります。
『私は西海へ行きたい。船を造り分身を連れていきお供しろ。船が止まった場所を庶民守護の地とする。』ってな内容。
そしてたどり着いたのが富来港沖。
政弘は富来郷の庶民にこのことを伝えると皆感激して迎え入れ社を建てました。これが富来神社の成り立ちとのことです。
神託を発した牛頭天王は疫病を司る危険な神様ですが、敢えて崇め災難を回避しようと当時の人々は考えたそうです。『疫病が来ない→農業が栄える!』という流れなのかは知りませんが後に牛頭天王は豊穣の神になったとされています。
富来の地名と牛頭の西国勧請。富来に富が来たことを表す物語ですね。
もしかしたら富が来たから富来と名付けたのかもしれません。
子連れ唐獅子と運玉唐獅子
子連れ唐獅子です。
何処に子はいるの?
運玉唐獅子。
唐獅子が抱える運玉を触ると何かいいことがあるらしいです。
みんなも触りに行きましょう!
終わりに
祈願成就したいこと(特にお金!)があれば是非、富来神社へ!
おしまい!