箱根の小涌谷から芦ノ湖に向かう道中で犬の神様と刻まれた珍しい石碑を発見しました。
由来も書かれていたので記録に残しておこうかと思います。
犬という動物は、人間の為になってくれる動物である。
盲人の手を引いたり、警察犬は犯人をつかまえたり、その他色々と人間とのかかわりの強い生き物であると私は常々思っている。
近年車の量が増え心ない人が車で犬をはねそのまヽ通り過ぎ道路に放置されているのを見るにつけ心が痛んだ。轢かれた犬を見つける度に、スコップで穴を掘り、自分も車の事故のなき○○し、犬の成仏を祈りながら供養した。その数は十七匹にも及んでいる。
ある夜、人間の姿をした犬が夢枕に立ち『あなたを事故から守ります。あなたに事故はさせません。あなたに世話になった犬です。私達を祀って下さい』と言いました。
この事が気になり、私はここに祀ることにしました。
昭和五十九年五月吉日 箱根町小涌谷 ○○○○○
犬の神様由来より
自動車に轢かれて死んでしまった犬たちを供養するため、また人間に従順で健気な犬たちに感謝するために石碑を建てたことが分かりました。
いちのまる
雨風を凌げる小屋まで建てるとは、建立者の犬に対する想いが伝わってきますね。
おしまい!