白うさぎが祀られる白兎神社へ!ご利益は病気治癒や縁結びです【鳥取の旅】

白兎神社

鳥取県の白兎神社。日本神話の因幡の白兎に登場する白兎神が祀られています。

いちのまる
いちのまる

うさぎの神社です。
境内にはうさぎの石像が多数あります。
かわいいです。

 

白兎神社の御利益

・皮膚病や傷病、病気平癒
・縁結び
・安産や育児
・農業や漁業の守護

病気平癒や縁結びは白兎神社の由緒と深い関わりがあるので紹介します。

 

白兎神社へのアクセスと駐車場情報

白兎神社

白兎神社は国道9号線沿いにあります。

最寄りの高速道路出口は鳥取ICです。

道の駅・神話の里 白うさぎの駐車場が利用出来ます。

電車利用なら鳥取駅からバスが出ています。

白兎神社前バス停で降りましょう。

 

病気平癒のご利益の根拠

白兎神社

於是大穴牟遲神教告其菟今急往此水門以水洗汝身卽取其水門之蒲黃敷散而輾轉其上者汝身如本膚必差故爲如教其身如本也此稲羽之素菟者也於今者謂菟神也

古事記より

大国主は兎に告げました。
急いで河口に行き身体を洗いなさい。
河口にある蒲黃(ガマ科の植物)を散りばめ敷きその上に転がりなさい。
そうすれば必ずあなたの肌は治ります。
教えの通りにしたら身体が元通りになりました。
これを稲羽之素菟(因幡の白兎)といいます。
今も兎神といわれています。
いちのまる
いちのまる

因幡の白兎と呼ばれる物語の一説です。
この場面が病気平癒(特に皮膚病など肌に関する)のご利益の根拠になっています。

次は縁結び!

 

縁結びのご利益の根拠

白兎神社

故其菟白大穴牟遲神此八十神者必不得八上比賣雖負帒汝命獲之

古事記より

その兎は大国主に『八十神たちは八上姫を得ることが出来ません。袋を背負わされているがあなたが得ます。』といいました。

『因幡の白兎が大国主の妻になるのは八上姫だよ!』と予言したシーンです。

このあと紆余曲折ありながらも二人は結ばれました。

これ故に白兎神社は縁結びのご利益があるといわれています。

困難な恋愛や複雑な人間関係に困ったら願掛けするといいかも。

 

因幡の白兎の登場人物とあらすじ

白兎神社

上記2つの引用文は因幡の白兎(古事記)の一部分を抜粋しただけなので物語全体の流れがよくわかりませんね。

ということで、もう少しだけ因幡の白兎について詳しく見ていきましょう。

登場する神様
・大国主
・八十神(大国主の兄たちのこと)
・八上姫
・白兎

八十神たちが八上姫に求婚するため因幡に向かいます。大国主は兄たちの荷物持ちで同伴しました。

気多という所で八十神たちは皮膚を剥がされた兎を見つけ治療のアドバイスをします。

この助言に従った兎は治るどころか更にひどい傷を負ってしまいます。

この後、痛みに耐えきれず泣いている兎と大国主が出会います。

『何故、泣いているのか?』と理由を問う大国主。

答える兎。

『私は隠岐島にいました。この地に渡りたかったのでワニを騙してその背を利用しました。渡り切ろうとしたとき騙したことを伝えると捕らえられ皮を剥かれてしまいました。そして八十神たちに助言を頂いて言う通りしましたが、余計に酷くなってしまいました。』

この後に上述した病気平癒と縁結びの文が続きます。

いちのまる
いちのまる

かなりざっくり話の流れを紹介したので、しっかりとした内容を知りたい方は古事記を買うなり調べるなりしてください。

兎が騙したワニについて。
広島北部では鮫のことをワニと呼びます。白兎物語のワニが語源だとされています。
ワニの語源は諸説あり。(鰐、ウミヘビなど)

 

終わりに

白兎神社

因幡の白兎の由緒ある白兎神社。

病気が治るようにを願うのもよし良き縁を求めるのもよし!

もちろん両方願ってもよし!

ここは鳥取県観光には外せないパワースポットです。

おしまい!

タイトルとURLをコピーしました