宮崎県の五ヶ瀬町にある五ヶ瀬ワイナリーに行ってきました。
館内には試飲スペースがあるので味を確かめてからワインを購入することが出来ます。
こういうとき運転手はつらい…。
『これなら間違いないかな?』というワインを赤白一本ずつ購入しました。
記事の最後に簡単なテイスティングコメントを載せておきます。
五ヶ瀬ワイナリーへのアクセス
五ヶ瀬ワイナリーは九州地方のど真ん中にあります。
近くに高速道路が通っていないので、一般道をひたすら進むことになります。
九州中央自動車道の山都中島西ICを下りて左折します。国道445号を15~20分程進むと突き当たるので左折して国道218号線に入ります。30分程走ると右手に『特産センターごかせ』があって、近くに五ヶ瀬ワイナリーの案内看板が見えます。
延岡から国道218号線が伸びています。『特産センターごかせ』を目印にするとよいでしょう。
他にも様々な方面からのルートがあります。紹介しているとキリがないので割愛します!
五ヶ瀬ワイナリーについて
五ヶ瀬ワイナリーのこだわりは『五ヶ瀬のぶどうを100%使用したワイン』を造ることです。
五ヶ瀬の土地が醸造用ぶどうの栽培に適しているかどうかは専門家じゃないのでわかりませんが、ワイナリーを建てて地元で採れたぶどうからワインを造るってロマンありますね!
白、赤、ロゼ、スパークリング。色々なワインが売られています。中でもナイアガラ品種を使った甘口の白ワインが人気のようです。
ワイナリーには『雲の上のぶどう』というビュッフェタイプのレストランが併設されています。
遅い時間に訪問したためレストランで食事は出来ませんでした。
詳細は↓をご確認下さい。
テイスティングコメント
ナイアガラ・プレミアム
オンラインショップを見ても売っていないのでワイナリーでしか買えないワインかも。
ディスクはやや薄く、ラルムは殆ど見られない。粘性は控えめ。
香りはとても強い。清涼感があり生食白ぶどうそのままの香りがする。ジューシーなマスカットジュースのよう。硬質なミネラルがしっかり感じられる。
甘口、酸味は強くない。全体的にほんの少しだけ苦みがある。アルコール度数は低め。余韻はそれほど長くない。
冷やさないと香り味ともにぼやけてしまいそうなので、小ぶりなグラスで少量ずつ注ぎながら飲むのが良いと思います。
合わせる料理は…。なんだろう。私は煎り大豆と一緒に飲みました。
お酒になれていない方でも楽しめるワインでしょう。
Tramonto Vino Rosso ゆうやけいろの赤ワイン
これも店頭販売のみか?
抜栓当初、ランブルスコか?ってくらい微発砲していました。還元臭が結構強かったので栓を開けっぱなしにして一日放置。次の日確認すると多少はよくなっていたものの、まだきつい。
デカンタは持っていないので、泡が出なくなるまで瓶を振りました。その後、グラスに注いだら徐々にフレッシュな香りが戻ってきました。
ディスクは中程度の厚さ、ラルムは少ない大きくややゆっくりめに落ちる。粘性は中程度か。
香りはとても強い。赤いベリー系の香り。イチゴのような甘さを感じる。若干黒系ベリーのニュアンスも隠れている。スミレの若々しさ、甘草っぽい香りもある。
ラベル表記にはやや甘口とあるが、酸味が強いためか甘さはそれほど感じない。程よい苦み、タンニンは弱め。アルコールの強さは感じない。余韻は4秒~5秒ほど。
少し冷やしたほうがおいしく感じるかもしれません。デカンタはいらない。小ぶりのグラスで。
日本ワインなので和食(やや甘い味付け系)に合わせておけばいいと思う。(正直、料理とワインのマリアージュよくわからん)
まぁ、日本の赤ワインって感じです。
終わりに
ナイアガラ・プレミアムはとても美味しかった。
白ワインの甘口が嫌いじゃなければ、これをおすすめします。
おしまい!