国指定史跡の安国寺集落遺跡は田深川下流の低湿地帯に発見された弥生時代から古墳時代初期の集落です。
遺跡は『弥生のムラ』として運営され火おこしや土器づくりなど様々な古代体験イベントを行っています。
お子さんがいる方はお休みの日に訪れたら良い思い出が出来ることでしょう。
安国寺集落遺跡へのアクセス
何処から来るにせよ国東市役所を目指して向かえばok.案内板がよく出ているので迷うことなく行けると思います。
もし迷ったらgooglemapで『安国寺集落遺跡公園』と調べればナビしてくれます。
安国寺集落遺跡『弥生のムラ』
歴史体験学習館の休館日は月曜日、祝日の翌日、年末年始です。
付属の公園は年中無休で開園していますので見学できます。
私はまだ公園にしか訪れたことがないので歴史体験学習館については後日追記しようと考えております。
写真の竪穴住居は平成5年の発掘調査で見つかった弥生時代後期の集落跡をもとにして復元されたものです。昭和24年から27年の調査では多くの土器が発掘され東九州地方の弥生時代を代表する土器として『安国寺式土器』と名付けられました。
またこのとき炭になった米が発掘されたことから日本初期の農耕文化を解明する重要な発見から『西の登呂』と呼ばれ注目を集めました。
高床式住居の復元。竪穴式は縄文時代及び弥生時代にあった住居。
高床式は稲作が日本に伝来してきたくらいにつくられ始めた建築物。
用途は害獣から食糧を守るための倉庫だったり位の高い村の長などが住む住居だったそうです。
終わりに
このブログを始めてから各地新古の歴史記事を書いてきましたので日本史に対して興味の幅は広がっています。
しかし縄文、弥生などの日本初期についてはいまいち気合いを入れて調べる気になっていません。(この記事にもそれが現れているかと思います。)
私にとって歴史はいろいろな史跡を訪問、徐々に調べて点を繋げて線にするのが楽しいので、遺跡巡りをしていればそのうち勝手に興味を持ち始めるのではなかろうかと考えています。
おしまい!