鳥取市 羽柴秀吉の攻撃を3度に亘って防いだと云う防己尾城の吉岡将監について【鳥取の旅】 その後、またここを捨て防己尾城を築き、三年ばかり在城した。 この城は山は左側だけ高くないが、本丸、二の丸、三の丸は中国の三壺の一つ蓬萊山のように高く聳え、湖山池の内に突き出て、東西は湖水である。 三の丸の方は、陸続きであったが、山の岸は高く底は谷のような堀切である。 2020.05.02 鳥取市
桐生市 柄杓山の桐生城跡に行ってきたので、機織りで有名な桐生市の歴史を紹介する【群馬の旅】 1600年の関ヶ原の戦いで徳川家康は桐生に旗絹2410疋を献上するように指示。それ以降、桐生の織物は幕府御用達の品となり全国に桐生織の名を知らしめることになります。1841年の年間織物取引高はなんと70万両!明治期、大正期には最新機器を取り入れたり、専門の学校を設立するなど絹産業の最先端を貫きます。 2020.04.26 桐生市
足尾町 過疎化まっしぐらの足尾町…。銅山と鉱毒事件の歴史について【栃木の旅】 かつては銅山の町として栄え鉱毒事件で有名になった日光市足尾町。1916年の最も栄えていた時期の人口数は38428人。そして現在人口はなんと1772人。若者は早々に都市部に出てしまい、残っているのは高齢者ばかりの過疎地です。父の出身地でよく訪れていただけに今後どうなってしまうのか気になるところです。 2020.04.23 足尾町
下仁田町 下仁田百庚申めぐりのついでに庚申信仰について調べてみた。【群馬の旅】 日本各地の山奥や田舎の道端で見かける庚申塔。最初は読み方も意味も知らずただただ通り過ぎていましたが、あるとき気になって調べてみるとこれがなかなかおもしろい。日本特有の民衆宗教や風習がおもしろく時間を忘れて勉強していました。今回は庚申について理解したことを自分なりに説明できればと記事にしてみました。 2020.04.20 下仁田町
藤沢市 なんで江の島に陸軍大将・児玉源太郎由来の神社があるのか調べた【神奈川の旅】 幕末期に海外からの圧力を受け日本国内は混沌に満ちていました。様々な思想が入り乱れ、奪い奪われ、殺し殺され、犠牲を払い、纏まりつつある日本。そんな日本を虎視眈々と眺める世界。時は明治。判断を見誤れば即植民地の緊迫状態。このような時期に生を受け、混乱の中に育ち、後に世界を相手に戦う漢の話です。 2020.04.14 藤沢市
竹田市 軍神・広瀬武夫とアリアズナの悲恋物語。広瀬神社に行ってきた!【大分の旅】 皆さんは広瀬武夫という人物をご存知でしょうか?彼は1868年に大分県竹田市で生を受け1904年に亡くなった大日本帝国海軍の軍人です。この記事では広瀬武夫が祀られている竹田市の広瀬神社を写真で紹介しつつ彼自身、そして最後にアリアズナという女性との関係について簡単に説明していきます。 2020.04.13 竹田市
港区 江戸無血開城!江戸の町を戦禍から救った歴史的会談が行われた場所は?【東京の旅】 旧幕府方は山岡鉄舟を駿府にいる西郷隆盛の下に派遣。内交渉を行います。その後、江戸にて西郷隆盛と勝海舟の交渉が二度行われます。二度目の交渉地が『江戸開城 西郷南洲 勝海舟 會見之地』の碑がある江戸薩摩屋敷跡(現・三菱自動車工業 本社ショールーム)だったと伝わります。(諸説あり!) 2020.04.13 港区
港区 乃木希典は本当に愚将なのか?明治天皇に殉じた彼の人生を振り返る【東京の旅】 明治時代に活躍した将軍・乃木希典は愚将、凡将と評されることが多いです。私もこの時代に興味を持ち小説や映画を見始めた頃は『このおっさん、兵に突撃ばかりさせて酷い指揮官だな…。』なんて思っていました。しかし調べていくうちに一概に無能と評価されているわけではないということを知り、乃木大将に対する見方が変わっていきました。 2020.04.13 港区
熊本市 神風連の乱とは?かれらは何を思って明治政府に戦いを挑んだのか【熊本の旅】 1876年(明治9)10月24日、神風連の乱は起きました。元肥後藩士の太田黒伴雄、加屋霽堅、斎藤求三郎が率いる神風連は明治政府に戦いを挑みます。熊本鎮台の司令長官や県令を襲撃し、その後熊本鎮台へ向かいます。神風連は奮戦するも…。次第に追い込まれ相次ぐ指導者たちの戦死により瓦解しました。 2020.04.12 熊本市
三木市 なぜ、竹中半兵衛の墓がここに?どんな理由があるのか調べてみた【兵庫の旅】 三木市に竹中半兵衛の墓があります。美濃国の武将である半兵衛の墓が何故ここにあるのか?半兵衛は美濃国に生まれた戦国武将です。初めは稲葉山城の斎藤氏に従いますが、主君の放蕩ぶりに見切りをつけた半兵衛は稲葉山城を乗っ取っています。しばらく戦い続けた後、城を明け渡し下野しました。 2020.04.11 三木市
伊丹市 信長もビックリ!?荒木村重の謀反と有岡城の戦いの悲劇について【兵庫の旅】 伊丹城は摂津の国人衆・伊丹氏が南北朝時代に築城したと云われています。戦国時代になると荒木村重が伊丹城を攻め落とし入城。村重は伊丹城を居城と定め、大改修を行った後、有岡城に改名しました。村重は摂津池田氏の家臣、荒木義村の息子として生を受けました。後に織田信長に見出され家臣となりますが…。 2020.04.11 伊丹市
小国町 砦に拠るを読む。蜂の巣城紛争と室原知幸について【熊本の旅】 下筌、松原ダム建設を巡って起きたダム反対運動、蜂の巣城紛争。蜂の巣城紛争はダム水没地区の住民・室原知幸が中心となり、国に対して果敢に挑みました。それでは、蜂の巣城紛争について書かれたノンフィクション小説『砦に拠る』に沿って、どのような戦いだったのかを見ていくことにしましょう。 2020.04.10 小国町
竹田市 鬼島津から守り切った難攻不落の天然要塞!岡城跡の歴史について【大分の旅】 豊後国をはじめ多くの領地を支配した大友氏は主の宗麟の暴走、重臣たちの死によって窮地に立たされることになります。この隙を逃さなかった島津氏は北西と南から大友氏を攻め立てます。大分県の南端に位置した岡城は真っ先に島津軍の攻略の目標に!支城がどんどん落とされていく中…。さて岡城がどうなったのか見ていきましょう! 2020.04.10 竹田市
上越市 親鸞聖人の生涯について。親鸞聖人上陸の地へ訪問【新潟の旅】 親鸞聖人は1173年(承安3年)に京都で生を受けます。建永の法難を経てここ新潟県へ流罪となり僧籍を剥奪される。輝きが衰えぬ親鸞の教えは疲れ果てた現在人の心に響いている。ここでは彼の人生について簡単に紹介しようと思う。ちなみに私は浄土真宗信者ではない。 2020.04.10 上越市
鹿児島市 英雄・東郷平八郎の生涯!彼のゆかりの地を訪れて【鹿児島の旅】 1848年、東郷平八郎は鹿児島加治屋町に生まれました。誕生地の案内板に『芯の強い子として西郷隆盛の次弟吉次郎に可愛がられました。』とあります。西郷隆盛の末弟である小兵衛に漢籍を学んだという文献も見受けました。西郷隆盛は約20歳年上です。きっと尊敬の対象として、大きな背中を見て育ったのでしょう。 2020.04.10 鹿児島市